2014年2月24日月曜日

コラム_2


■出張うんち教室研修会■

 

2009年より小学校の先生を対象に「うんち教室研修会」を実施しています。2013年からは新たに地域に密着した“出張うんち教室研修会”がスタートしました。

 
1回目は、足立区立東伊興小学校の養護教諭の渡部先生より、足立区でもっとうんち教室を広めたい!という熱いアプローチを頂き、区内の養護教諭19名に参加頂きました。同じ地域で集まるので、顔見知りも多く、和やかな雰囲気で研修会がスタートしました。

 
王子ネピアが実施している『千のトイレプロジェクト』についての説明に、参加した先生からは「日本の子どもたちは恵まれた状態で生活をしているので、世界のトイレを知ることで体・病気などに興味が持てる」という声もありました。


千のトイレプロジェクトについて説明する王子ネピアの大堀さん


“うんち王子”が登場し、うんち教室で使用しているパネル等のグッズも紹介しながらうんち教室実施方法について学びます。


うんち王子によるレクチャー

子どもたちに興味を持ってもらうには “見た目”が大切ということで、うんち王子の衣装や、手作り小腸、うんちの種類のパネル等、とても熱心に見ていました。



グッズを熱心に見ている先生たち

学校におけるトイレ環境の課題、改善プログラム、期待する効果などを整理し、「うんち教室」の実施方法についてグループで話し合います。




グループワークで実施方法の意見交換
グループごとの発表

歌に合わせて、お母さんや栄養士さんが登場しながら、うんちの大切さを学ぶショートストーリーは、テンポ良くとても分かりやすい内容でした。


東伊興小学校渡部先生によるデモストレーション


 “出張うんち教室研修会”は、同じ地域で集まることで、安心感も生まれ、とてもアットホームな雰囲気で実施することができました。この研修会をきっかけに、地域の養護教諭の連携が生まれ、お互いに情報交換をしながらうんち教室が活発に広がっていくことを期待します。



うんちポーズで集合写真!


【参加した先生の声】==============================

「うんち指導の大切さについてはずっと前から感じていて、保健指導で実施したことはあったのですが、これがいいというものがなかなかみつからなかったので、今回の研修で自分の中でイメージできて良かったです。」

「指導に使用する教材を実際に見ることができ、参考になりました」

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2014年2月10日月曜日

学生_⑤


■大学生によるうんち教室⑤■

【実施日】20131121日(火)

【実施校】木更津市立八幡台小学校

 

2013年のうんち教室のファイナルは、『大学生によるうんち教室』です。昨年実施した「東洋うんちキングダム(東洋大学)」のメンバーが集まり、「もっと多くの子どもたちにうんちの大切さを伝えたい!」と熱い意気込み。

今回は、千葉県の房総半島にある、木更津市立八幡台小学校の2年生92名を対象に実施しました。

学校に到着するとすぐに、体育館で最終打ち合わせです。学生たちは1年ぶりのうんち教室に緊張と不安の様子でしたが、おそろいのうんち教室Tシャツに着替えると、昨年の記憶がよみがえってきたのか、頼もしい表情に変わりました。

綿密に最終確認をしています

どもたちが体育館に集合し、うんち教室が始まります。


うんち教室、スタート!
はじめに、王子ネピアの「千のトイレプロジェクト」の活動を紹介します。初めて見る東ティモールのトイレの様子を通して、子どもたちは世界のトイレ事情に目を向けることができます。


海外のトイレに驚きの声があがります

そして、うんち王子の登場です。


うんち王子登場!

 甘いマスクでちょっぴり恥ずかしがり屋のうんち王子と、しっかり者で食べ物に詳しいまな先生、いいコンビです。



うんち王子とまな先生(真ん中)の名コンビ
 
実は、うんち王子の吉川君は人前に立つのが苦手です。しかし、多くの子どもたちにうんちのことを好きになってもらいたいという思いが彼を動かし、昨年よりも頼もしくなって演じてくれました。

東洋うんちキングダムの特徴は、チームワークの良さです。「うんち王国の国民」も登場し、賑やかに進んでいきます。

 
「うんち王国の国民」がうんち王子をサポートします
 
「うんちの種類は何種類ある?」「腸の長さはどれくらいあると思う?」「食物繊維が多い食べ物は何かな?」といったうんち王子からの質問に、子どもたちは元気に答えてくれます。

元気いっぱい手があがります

後半のうんちえんぴつ作りは、昨年はペース配分がうまくいかず、彼らの課題となっていました。今回はえんぴつ作りのお姉さんも登場し、スムーズに進んでいきます。

 
うんちえんぴつ作りスタート!

他のメンバーも積極的に子どもたちの中に入りアドバイスをします。

上手につくれるかな?


一生懸命ねんどをこねます


先生方の協力のもと、一人ひとりが自分のうんちをイメージしながら、ひとつとして同じものはないうんちえんぴつが完成しました。


私のうんちえんぴつができたよ
みてみて!と自慢してくれます

先生からは、『キラキラうんち』という言い方が子どもたちに受けたようで、会話の中に良く出てくるようになり、「今日うんち出たよ」と嬉しそうに話す姿も見られるようになったと報告がありました。


みんなで元気に「うんち大好きーー!」


大学生の感想で、全員共通だったことは「子どもたちの素直さに感動し、自身も楽しんでできた」ということ。どうやったら子どもたちにわかりやすく伝わるかを試行錯誤していた彼らにとって、子どもたちの笑顔が一番の喜びだったようです。「今後は、後輩や他大学など一緒にうんち教室を実施できるメンバーとの橋渡しがしたい」と意気込む大学生たちの目は、自信に満ちあふれていました。


「大学生によるうんち教室」では“うんちの大切さを教える”ということを通して、大学生にもたくさんの気付きが生まれます。いつか、この授業を受けた子どもたちが大学生になって、自分たちが学んだことを次の子どもたちに伝えていけるといいですね。




2014年2月3日月曜日

うんち教室報告_6~八丈島・後編~


■うんち教室実施報告⑥~八丈島・後編~■

【実施日】20131112日(火)~13日(水)

【実施校】八丈町立三原小学校、三根小学校、大賀郷小学校

 

うんち教室の準備も整い、山々がすっかり紅葉に染まった11月、ついに八丈島の子どもたちに会える日がやってきました。

 
730、羽田空港から八丈島に向けて出発です。
飛行機での移動に、期待と緊張が膨らみます。

日の出とともに出発です


2日目は午前中に街中の2校で実施するというとてもタイトなスケジュールでした。うんち王子は、マントをなびかせて学校を飛び出し、教育委員会の方と車に乗って次の小学校へ移動、急いで体育館に向かいスタンバイ。数分後には音楽に合わせて登場しました。

7年間うんち教室をやってきた中で、うんち王子の衣装ままで移動したのは今回が初めてでした。

 
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【三原小学校】
島の南部にある、一番小さな学校です。13年生32名を対象に実施しました。うんち日記には、「これからトイレットペーパーをたいせつにします!」など、うんち教室で学んだことに取り組む声でいっぱいでした。

三原小学校


【三根小学校】

12年生65人を対象に実施しました。うんち日記に記録することで、キラキラうんちをするために「朝コップ一杯の水を飲む」子どもが増え、うんちが出ないときは家の人と何が足りないのか一緒に考えたようです。

三根小学校
 

【大賀郷小学校】
13年生74名を対象に実施しました。うんち教室後に、学校でトイレに入ってうんちをした時に「キラキラうんちだった!」と報告してくれた子もいたようです。子どもたちにうんちはいいこと、という意識が芽生えたという証ですね。
 
大賀郷小学校
 
 
うんちえんぴつ作りも大人気でした。

どの子どもたちも、笑顔がまぶしいです。

木のニオイがするよ!(三根小)
手のひらの絵具がきれいになったら上手にこねられた証拠!(三原小)
子どもたち同志で協力しながらえんぴつ作りは進みます(大賀郷小)
どんなうんちえんぴつができるかな?(大賀郷小)
ぼくのうんちえんぴつ、どう?(三原小)
うんちえんぴつのお披露目に得意気です(三根小)



子どもたちだけでなく、先生方も大きなインパクトを受けて、一緒に楽しんでもらえました。先生からは、地元の名産品の「サトイモ」や「はばのり」などを、食べ物の話のときに盛り込んでみてもいいかもしれないですね、とご意見も頂きました。
 
また、伊豆諸島最南端にある青ヶ島教育委員会の方たちもうんち教室に興味を持って見学に来て頂きました。
 
八丈島教育委員会が作成している食育読本「あしたば」の中では、将来一人暮らしをすることを見据え小さい頃から規則正しい生活習慣を身に付けることの大切を伝えています。うんち教室に参加した子どもたちがうんちの大切さを覚えていてくれるといいですね。



教育読本「あしたば」